2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
TensorFlowには、tf.data.Dataset APIという入力のパイプラインを実現するための強力な機能があります。入力のパイプラインを最適化することで学習全体を高速化できるため、定量的に計測して改善する価値があります。そこで、本記事ではTensorFlow Datasets…
最近の自然言語処理では、大規模なテキストから単語の分散表現や言語モデルを学習させて使っています。学習する際のテキストとしては、分量や利用しやすさの都合からWikipediaが選ばれることが多いですが、その前処理は意外と面倒で時間のかかる作業です。そ…
以下のTweetで紹介したTensorFlow Recommendersのコードを見ていたら、StringLookupクラスという見慣れぬクラスを使っていました。あまり紹介している記事を見たことがないので、Tipsとしてどのようなものか紹介します。 TensorFlowで推薦システムを構築する…
自然言語処理において、依存構造解析は多くのアプリケーションに役立つ重要な技術の1つでしょう。たとえば、テキストからさまざまな情報を抽出するシステムやアスペクトベースの評判解析、含意関係認識といった幅広いタスクで役立ちます。日本語で依存構造を…
「Googleが開発した多言語の埋め込みモデル「LaBSE」を使って多言語のテキスト分類」と題した記事を書いたところ、「Universal Sentence Encoder(以下、USE)と比べてどうなのか?」というコメントを見かけました。そこで、本記事では、多言語の埋め込み表…
自然言語処理において、テキストをその意味を考慮しつつ固定長のベクトルに変換する埋め込みモデルは重要です。文の意味をよく表現したベクトルを作ることができれば、テキスト分類や情報検索、文類似度など、さまざまなタスクで役立ちます。本記事では、Goo…